『4696』(シロクロ)-365日

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境界線
Nikon FE Ai Nikkor 28mmF3.5

この瞬間を境界にして、全てが始まろうとしていた。
瞬きすることもだるいくらい、
あたりの空気はまとわりつこうとするのだが、
列車の鼓動が何も彼もまひさせてしまうのか、
深い眠りから覚めた時のような安心感が、そこにはあった。

* * * * * * * * * * * * * * *

今日からシリーズとして
'86の夏に旅行し、写真集としてまとめていた
北海道の画像をアップします。
写真集からのコピーになりますので、
画像は切り抜きになります。

ここにはボクの写真の原点があります。
今となんら変わっていないので、
少々照れもありますが、
21年前のコメントと一緒に
楽しんでいただければ、と思います。
| shihiro | 北海道 '86 夏 | 23:34 | comments(2)
ウィンドウ越しの街
Nikon FE Ai Nikkor 28mmF3.5

窓越しに過ぎていく街。いくつもの街。
何の変哲もない街に、
ちょっとでも気を取られると大変だ。
それは、記憶の片隅に閉じ込められてしまう。

* * * * * * * * * * * * * * *

北海道に向かう途中、
八甲田の車窓から数枚の写真を撮った。
キオクのカタスミに閉じ込めた映像は
今でもボクに旅の心地良さを思い出させる。
過ぎていく朝の光を追いかけ、
シャッターを切っていた。
| shihiro | 北海道 '86 夏 | 22:32 | comments(2)
Something to Reflect
Nikon FE Ai Nikkor 28mmF3.5

"光るもの"が視野の中に飛び込んだ。
少しずつ、少しずつ朝が動きはじめていた。
ごく普通の朝が、ごく当たり前に動きだしたのだ。
だが、いつもよりは、まぶしい空気に包まれているようだった。
あくびするのも、もったいないね。

* * * * * * * * * * * * * * *

駅の写真はよく好きで撮りました。
列車の旅というのも今はなかなか
味わえなくなっています。
移動手段としての便利さ(スピード)は
無視できませんが、
不便さの中に会話(ことば)や、
風(におい)や光(いろ)が
あったように思えます。
床に、新聞を敷いて寝ている人も
ごく普通でした。
| shihiro | 北海道 '86 夏 | 22:52 | comments(2)
波形
Nikon FE Ai Nikkor 28mmF3.5

『全ての波はサインカーヴで表現されうる。』とはね。
素晴らしい発想だ。
彼らはどんなコンピュータよりも、
速く演算をしてくれる。誤差もなく、、、。
今日は海が静かだった。

* * * * * * * * * * * * * * *

連絡線の上から船の作り出す波を見ていた。
連絡線も確か最後の年だったと思う。
友人と連れ立って、新潟発の船で
小樽に行ったこともあったが、
一人の旅行は不安と言うよりは
気楽さが先に立つし時間もあるので、
船上をぐるぐる歩き回っていた。
| shihiro | 北海道 '86 夏 | 21:45 | comments(2)
うまくん
Nikon FE Ai Nikkor 28mmF3.5

かれは、主人の命令にとっても忠実な馬だった。
どんなに辛いことがあっても、くいしばって見せた。
彼は、つぶやいた。
『ヘイ! ボーイ。
  それ以上手すりから乗出すとおっこちるぜ!』

* * * * * * * * * * * * * * *

既に欠け落ちた部分もありますが、
映像の断片がボクの記憶の中にあります。
その時見た瞬間が残っているわけですが
いくつかのキーワードなんかと一緒に残っていて、
それは地名だったり、物の名前だったり、。
北海道は地名に特徴があるので、
印象が深いのかな。



| shihiro | 北海道 '86 夏 | 23:04 | comments(0)
車窓
Nikon FE Ai Nikkor 28mmF3.5

次の瞬間彼女たちの目の前に大海原が広がった。
規則正しく過ぎてゆく電柱の向こうには、
すべてを優しく見届けてきた海があった。
カモメが飛んでいた。
君たちは声を上げてよろこんでいた。

* * * * * * * * * * * * * * *

こどもは感動を表現することの天才。
周りの人にも感動を撒き散らして、。
見たこと、触ったこと、聞いたこと、
感じたら、隠すことなんか出来ない。

おとなはおとなになるほど
いろんなことをすぐに考えてしまって、
本当のことを言えなくなって、
さも普通げに、静かに、時をやり過ごす。

どっちがいいかな。
| shihiro | 北海道 '86 夏 | 22:28 | comments(2)
抑止力
Nikon FE Ai Nikkor 28mmF3.5

その建物は怒っているようだった。
なあに、きっと敵対心さ。
照りつける陽射しに、その渇ききった喉でほえていた。
じっと見ていたらこっちも怒られそうだよ。

* * * * * * * * * * * * * * *

見ているうちにどんどん、
そう思えてくることがあります。
建物であっても何かの部品であっても、
偶然の配置や組み合わせによって
その訴えに表情が付き、感情が宿り
はっとすることがあります。
| shihiro | 北海道 '86 夏 | 22:49 | comments(0)
Cross Point
Nikon FE Ai Nikkor 28mmF3.5

クロスポイント。二度とないチャンス。
波打った板目の板に、カゲはスルドク切りかかる
目撃者は他にはいない。
とんでもないスクープになりそうだ。

* * * * * * * * * * * * * * *

影はなんでもない風景を
その時だけの特別な絵にしてくれる。
そんな発見が楽しくて、結局、今日まで
撮り続けてきた。
いつも同じようなものを撮っているようで、
同じものはない。
と、僕は思っています、、。
| shihiro | 北海道 '86 夏 | 23:10 | comments(3)
胆振線(いぶりせん)
Nikon FE Ai Nikkor 28mmF3.5

息を切らせて、長い坂道を登った。
ちょっとだけ視界が開けた。
山間を走る胆振線。
風に向けて警笛を鳴らす。
もう、その姿は二度と見られない。

* * * * * * * * * * * * * * *

汗だくになって立ちこぎで登ったんだろう。
北湯沢YHに向かう沿道から開けた視界の向こうに
胆振線の姿を見た。
涼しげに走る汽車(ディーゼル)。
単線の一両編成で、小学校の頃通学に利用していた
熊本の菊池電車を思い出してシャッターを切った。
今はそのことすら過去の過去の出来事で、何だか面白い。

このときには廃線が決まっていて知っていたのだろう。
通りすがりの旅行者ではあるけれど
初めて見るその姿にエールを贈った。
確かにボクのキオクにとどめたよ。
| shihiro | 北海道 '86 夏 | 22:15 | comments(2)
もり
Nikon FE Ai Nikkor 28mmF3.5

森にいった。
森は強い陽射しをさえぎり、
密かに訪れる者たちに、
空間を提供してくれるのだった。
天窓だ。天窓があった。
ここでは、真昼の光がちょっとした照明になる。
自然のエアコンも心地よい。
森には昔からぜいたくがあった。

* * * * * * * * * * * * * * *

北湯沢のYHからすぐ近くの山に登った。
山の名前は忘れてしまった。
朝、急に誘われて行くことになり、
おにぎりを用意してもらって、
宿泊者とユースのヘルパーさんたちと
数名で登った。
途中森の中をくぐり山頂へと向かった。
ココは本当に山の中で、観光コースでも
なんでもないところなので、自然そのもの。
知らないもの同士でもすぐに打ちとけ、
楽しい一日を過ごせた。
いつかまた、行ってみたい場所。
| shihiro | 北海道 '86 夏 | 22:00 | comments(0)




















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